すし・うなぎ 松前 │ 名古屋・栄生の寿司店

大トロ

本鮪-ほんまぐろ(大トロ)
その中でも別格なのはやはり大トロと呼ばれる部位でしょう。腹肉の前部が脂の乗りが良く、後部にいくに従って「中トロ」と呼ばれる様になっていきます。江戸時代以前には、脂の劣化が早かったため赤身よりも下等な部位とされ、食べられる事はほとんどなかったそうです。冷凍保存技術の進歩とともに美味しく味わって頂けるようになった比較的新しい寿司ネタでもあります。
縦横に脂の筋が走るその佇まいは、まるでサシの入った牛肉の様。身肉を口に放り込んだ刹那、脂が融解し解けて酢飯と絡み合い、あっという間に消えてしまいます。儚く消え行く身肉とは裏腹に、その濃厚な旨みは口の中に“私が寿司の王だ”と言わんばかりの存在感を示し、まさに別格の味わいを感じさせてくれます。
山葵は他のネタより若干多めがおすすめです。山葵の辛味成分が脂を中和し、大トロの旨みと山葵の香りが口一杯に広がることでしょう。ぜひお試し下さい。